サラリーマンの格闘技              ⇒ 続 サラリーマンの格闘技(オヤジのその後…。)
  
40歳から格闘技を始めても大丈夫でしょうか?
 
よくある質問です。
当ジム生のケースを紹介いたします。


 IT関連企業勤務の46歳のKさん。もともと格闘技が好きだったわけではないのですが健康維持・ダイエットのためと、フィットネスジムに数年来通っておりました。
 そのフィットネスジムには1本のサンドバッグが吊るされており、彼はジムに来る度そのサンドバッグを打ち続けてお
りました。 これがKさんと格闘技との最初の出会いでした。
 
それも2年が経過した頃、Kさんは本格的にサンドバックの打ち方を習ってみたいと思うようになり、格闘技ジムを探す事になります。
 Kさんは、通勤電車のJR武蔵野線から見える“ポゴナ・クラブジム”を見つけ、見学に行きました。
そこにはF-1レーサーのレーシングスーツのようなカラフルなパッチを貼り付けた柔道着(柔術着)を着た人達が、 マットの上でゴロゴロと転がり、「こっちの襟を掴んで引っ張ってみましょう!」「この腕を掴んで手前に伸ばします!」などと、楽しそうに練習している光景がありました。
 Kさんは衝撃を受けます。
“なんだか面白そうだ!”キックボクシングを習いに来たKさんでしたが、そこで“ブラジリアン柔術”と出会うことになります。
 Kさんは通いました。通えば通うほど、ブラジリアン柔術の技が楽しくなり、家に帰って技の本を読み、日夜研究をスタートさせるにまでハマる事になります。
 
Kさんが通うポゴナ・クラブジムでは、積極的に試合への参加を推奨しており、真面目に通うKさんはわずか4ヶ月で初試合に臨む事になりました。デビュー戦は白帯カーニバルという大会の初級クラスです。 結果は1回戦敗退でした。 その後もKさんは果敢に挑戦を続けます。
3月ポゴナ・クラブジム入会
7月白帯カーニバル初級 1回戦敗退
8月コパ・ストライプル 1回戦敗退
8月VIVA!JIU−JITSU 1回戦敗退
9月Giアマ関東大会 1回戦勝利! 2回戦敗退
9月白帯カーニバル 1回戦敗退
10月マスター・カーニバル 1回戦敗退
11月カンペオナート・ジャポネーズ 1回戦敗退
12月DUMAU CUP 1回戦敗退
12月Giアマ全国大会 1回戦敗退
1月白帯カーニバル 1回戦敗退
3月VIVA!JIU−JITSU 1回戦勝利!決勝戦敗退
4月全日本BJJ新人戦 1回戦敗退
 
 毎月のように試合に出場を続けました。
最初は負け続けましたが、 今年3月のVIVA!JIU−JITSUでは、4人トーナメントながら1回勝って銀メダルを獲得いたしました。46歳、格闘技経験無しながら、1年で銀メダルを獲得出来るようにまでなりました。
以下、3月大会の後に本人が書いた日記からの転載です。
 Dr-kの日記
2006年03月06日
 16:40
先日のVIVA!JIU-JITSU.03は本当に楽しい一日でした。
何と言ってもポゴナが5階級で準優勝と言う素晴らしい結果でついでに私も一回勝って準優勝の仲間入りが出来て本当に嬉しかったです。
昨日はビデオをダビングしながら自分の試合を見ていました。
実は試合中の事をあまりよく覚えてなかったのです。
頭の中が空っぽになり考える暇が無く気付いたら練習でやっていた事をそのままやってただけでした。
一回戦は、それで何とか勝てたのですが、二回戦目は練習の通りの悪い癖が出て、三角締めで負けてしまいました。
私は今回の大会の目標として参加人数に関係なく2回は勝とうと心に決めていました。
だから二回戦で負けた事が悔しくて、試合が終わった後もしばらくの間、胴着が脱げませんでした。
何しろ柔術を始めて丁度一年の記念大会で、私的には何としても一年の成果を出したかったのです。
でも、始めて銀メダルを手にして嬉しくなってしまい、打ち上げでちょっとハシャギ過ぎちゃいました。
一緒に居た皆さん、もしご迷惑をかけていましたら御免なさい。
何しろ最後の方の記憶が無いもんで・・・。
で、やっぱり帰りの電車で落ちてしまい、終点まで行ってしまいました。(昨日の日記の通り)
駅員に起こされて一番最初に「あれ?夢か?・・・銀メダルは?」とバッグの中を確かめました。
「夢じゃなかった!」
皆の笑顔と初めての銀メダルと素晴らしい仲間達との楽しい一日が・・・。
終電が去った駅のホームで一人銀メダルを見つめて泣いてしまいました。
周りの人はきっと変な酔っ払いのオジサンだと思ったでしょうね。
昨日もビデオを観て涙が出て来てしまいました。
それは皆さんの声援が暖かく心に染みたからです。
こんな年になって息子の様な若者や沢山の人達に支えられてその皆さんが私の勝利をとっても喜んでくれて、私は本当に幸せです。
ビデオの中で試合に勝って皆の笑顔に迎えられる私の顔は自分でも信じられないくらい幸せな顔をしていました。
激励を頂きました皆様、当日会場へ来られなかった方を含め日頃お世話になっております皆様、本当にありがとうございました。
この場をお借りして感謝申し上げます。
次は4月2日の全日本BJJ新人戦に出る予定です。
若者達にスイープオジサンと恐れられる日まで頑張りますので皆様ご指導ご鞭撻の程、よろしくお願い致します。

↑ミクシィにはリンクしてません。

 

 

 

 


↑VIVA!JIU-JITSU.03にてKさん(中央)


2006/5/5 コパ・パラエストラ・イーストジャパンにて
 この結果は、本人の努力が一番大きい事はいうまでもありません。
しかし、それ以外に2つの理由があります。

 一つ目は、“ブラジリアン柔術”というスポーツの特色にあります。寝技は他の格闘技と比較して、練習量に比例して上達が見込めると言われております。“ブラジリアン柔術”は寝技を中心にテクニックを競い合う競技であり、知的スポーツとも言われているように、上達においては、練習量、本人の創意工夫が求められ、体力に左右される部分が、他の格闘技に比べて少ないと言えます。そのため、サラリーマンがアフター5に楽しみながら上達出来る格闘技として注目を集めつつあります。
また、試合が体重別はもちろん、年齢別、レベル(帯)別と細かいカテゴリーに分かれているため、格闘技のベースのない人、社会人になってから始めた人も、練習を積めば充分試合で勝てるチャンスがあります。

 二つ目は、“ポゴナ・クラブジム”の基本理念である、“皆で楽しく強くなろう!”に尽きます。“ポゴナ・クラブジム”は、昨年春に産声を上げたばかりのまだ新しいジムであり、トッププロ選手を育てるというよりは、初心者に格闘技を楽しんでもらうことをコンセプトにしております。そのため、入会後辞めていく人が少なく、多くの人がどんどん格闘技の魅力にハマっていっております。そのなかから、試合に出る人は、自分のレベルアップのために、他人から強制される事なく、自らの意思で練習量を増やしていくようになります。
 現在47歳のKさんの例はレアケースかもしれませんが、当ジム(特にブラジリアン柔術クラス)では、43歳、39歳を始めとする40代、30代の選手達も積極的に試合に出場しております。代表の平田も44歳で試合に出場しており、かくいう私も38歳ながら皆に柔術をお教えしながら試合に出場しております。
 このページをご覧の30・40代のお父さん世代の皆様方、ご興味をもたれたら一度ご見学にいらしてみてはいかがでしょうか?

   

文責:ポゴナ・クラブジム柔術主任コーチ ハラオー

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